個人投資家でも勝てる道 人の行く裏に道

個人投資家で儲かっている人は1割と言われています。個人で投資に勝つのは不可能ではありません。このサイトで勝つ方法を書いていきます。

個人が勝つための株式講座2 損切りの重要性

こんにちは、mymykenshinです。

昨日から書き始めた株式講座。この株式講座では、推奨銘柄とか書きません。

私が、概ね勝ち続けた2年間に培った考え方を書いています。

塩漬けなしで、12ヶ月連続で毎月勝ち続けるような人は、この講座を読む必要はありません。

でもそういう人は、きっと私の言うことに賛同してくれると思います。

 

きっと大多数の負けている人たちに耳に痛いことばかり書きます。だから私のことが嫌いになると思います。でも本当のことだから耳が痛いのです。

そこを乗り越えないと勝ち組にはなれないでしょう。

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個人が勝つための株式講座 目次、サイトの趣旨 - 個人投資家でも勝てる道 人の行く裏に道

 

①損切りの重要性

もし、あなたが経済とか、全然わからない小学生だとします。経済がフラットな状態だとして、株を買って上がる確率も下がる確率も5割だったとします。

仮に全部投資価格が同じA株~D株があって順番に投資するとします。

 

A株 30%上昇

B株 10%上昇

C株 10%下落

D株 30%下落

 

だったとしましょう。そして、この価格で止まってしまうとしましょう。

そうすると、トータル0%になりますよね。損も得もありません。

ところが、ルールとして5%下落したら、損切りするとしますよね。そうなるとC株、D株は10%の下落ですむのでなんと30%も勝てます。

 

なんで損切りしないの?馬鹿じゃないの?

って思うよね。

ところが現実はもっと厳しいのです。株式投資講座1でも書きましたが、外人は個人を嵌めてきますので、ほとんどの投資家は5割勝てないのです。

特にみなさんご経験あると思いますが、上がった株が下がってしまうという現象があると思います。さきほどの例題を現実にすると

 

A株 30%上昇→その後 10%上昇まで下落

B株 10%上昇→その後 10%下落までマイ転

C株 10%下落→そのまま

D株 30%下落→そのまま

 

こうなると損切りできないことで-40%になってしまいます。

この例題で、私ならどうするか?

私なら、

*************************************

買った時点では-5%でロスカット設定します。よそ見していたり、用事があるときに気がついたら-5%を突破することはよくあるので、-5%で逆指値(その金額以下になったら売ってしまうという指値)をします。

そしてA株とかB株のようにプラスに転換してきたら0%で逆指値に変えます。(100円でもプラスの値段になるように)。

*************************************

そうなるとB株は0% C株 -5% D株-5%

A株は10%以上儲かるわけで、A~D株でなんとか利益が計上できるわけです。

 

この******で囲ったところは、私がよく使う手法で、毎月勝ち続ける上で重要な手法であり、誰でもマネしようとすればできるところではあります。

 

どんなにすごい投資家でも100%利益を出せる人は、この世にいません。そうなると以下に損失を少なくして、つまりディフェンスをしっかりして少しずつ勝っていくか。

勝てば次があるのですが、負けが続くといつかは退場しなくてはならないのが相場の厳しいところなのです。

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②なぜルール通り損切りできないか?

①のように損切りの合理性をいくら説いても、ほとんどの人は損切りできません。そして大変な損失になったところで、投げてしまいます。

そして外資は、おいしいところを拾っていくのです。

 

では、ここでルール通り損切りできない理由を深掘りしてしまいましょう。

株式投資をしている人は、儲けたいから株を買うわけです(空売りについては後で解説します)。

それが買ってすぐにマイナスになって気分がいい人はいないでしょう。

それはともかく、買った判断が間違ったわけです。いや俺は下がるの覚悟で買っているから。とか言い訳してもダメです。

下がるの覚悟だって、底だと思ったら買ったんですよね。

 

少なくとも過去の自分の判断は間違っていたわけです。ところが人間というものは、そのストレスから開放されたいがために、過去の自分を正当化しようとするのです。

具体的には「いや過去の判断は間違っていなかったんだ。こんな割安な株がさらに下がるわけない、そうだ市場が間違っているんだ。私は間違っていない。だから、待っていればきっと上がるに違いない」と勝手に妄想して、損切りを躊躇させます。

こういうのを心理学では「認知的不協和」といいます。

冷静に考えてみてください。株価が上がると思って買っているので、現実に下がった時点で過去の判断は間違っていますよね。

人間というのは、この認知的不協和によって損切りをためらうのです。そして普段から8割ぐらい当たっていれば、「あらら間違った。損切り損切り」って思えるけど、4割ぐらいしか当たらなければ、また下がったというストレスから認知的不協和を起こしやすくなるのです。

こうして下手くそな人であればあるほど、損切りできなくて塩漬けだらけになってしまうのです。

 

そして、年齢が高い人ほど、そして出世している人ほど、定年を機に株式投資はじめましたという人は、自分が正しいという根拠のない自信がありますので、認知的不協和を起こしやすくなります。

私は、高齢になるまで株式投資をしたことない人は絶対に株式投資をするべきではないと考えています。

③大損するとリカバーに何倍もエネルギーがいる。

簡単な例で、株で資産が半分になりました。信用で買って損切り設定していないと、よくあることです。信用売買では、資産の3倍くらい買えますから、そこから16%暴落すれば、あっと言う間に半額です。

株というのは上がるのに、長い時間がかかるのに不祥事で下げるときは2日で1年分とか平気で下がります。この現実をちゃんと直視しないと勝てません。

 

そして、それが元に戻るまで1年以上かかることが少なくありません。不祥事でストップ安連チャンされると、いくら逆指値しても売れませんが、さすがにそういう交通事故はレアで、大抵は逆指値していれば逃げることができます。

 

で仮に損切りできないで、資産を半分にしたとしますよね。それを元に戻すには2倍にしないと、取り返せないのです。

2倍が簡単ではないことは、誰でもわかりますよね。2倍が簡単だったら、10倍なんてあっという間でしょ。

そして人間は、そういうときに冷静さを欠いていますので、すぐに2倍にして取り返そうとするのです。

そうすると、更に負けるのです(TT)。

なんで、わかるか?自分で体験したからです(^^;

もうノイローゼになりそうですよ。やること、なすこと全部裏目です。

 

正直、よく復活したなと思います。何年もかかりましたけどね。

 

私は自分の大失敗から、ディフェンスの堅い投資方法に変えました。いつも気をつけているのは、100円でいいから毎月利益を計上することです。

だから月末は大変です。その月の後半まで100万円勝っていたら、最期に一勝負しようかなとか、来月に負の遺産を残さないように、今月中に処理とか。

損益ギリギリのときは、株式の手数料とか考慮して2000円でいいから利益になるように、頑張ります。そこのこだわりが支えています。

 

決して先月100万円勝ったから、今月は10万円負けてもいいよねという理屈ではありません。

④損切りすると選択肢は100倍以上に広がる

損切りしないで、その銘柄をプラスにしようと考えても、なかなかうまく行かない。

だって買ったのが失敗して上がらないから困っているわけで。上がらない株を持っていっても仕方ないのです。

私なんか、損切りした後に、気分がすっとして、次にどうしようか考えます。そのときの選択肢は3600銘柄あるわけです。失敗した1銘柄に拘るのと、どっちが有利か。

明らかですよね。

 

でも連敗すると落ち込むので、損切り後の銘柄は、かなり慎重になります。正直9割勝てると確信するぐらいの慎重さです。

これは体に思い込ませるしかないですね。何十回も損切りして、そしてリベンジに頑張って勝利を掴んでいけば、損切りなんて怖くなくなります。

 

⑤まとめ

2017年は私の株歴で一番飛躍した年でした。12ヶ月で1ヶ月しか負けなかったし、利益で300%を計上しました。つまり年初資産を4倍にできました。これは正直出来過ぎですし、大きく当てた銘柄があったことも大きいですが、それ以上に、負けない投資を実践できたのが大きかった。何よりも損切りをしっかりすることです。

その上で、5割に満たない勝率を6割、7割と上げていく必要があります。

ディフェンスがしっかりして勝率が7割になれば、かなり最強クラスですが、それは損切りを覚えるよりも何十倍も大変なことです。

 

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