こんにちは、mymykenshinです。今日は相場の格言で、私がもっとも大事にしている言葉。
人の行く裏に道あり 花の山について書いていきます。
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- ①意味
- ②日本人は横並びが大好き。それが相場が下手くそな一番の原因
- ③トランプ大統領が当選したときに、昼過ぎから買いまくったら大儲け
- ④人の行く道の裏というのは、落ちるナイフを拾うことではない。
- ⑤日常的なところで人の行く道の裏
- ⑥まとめ
①意味
投資家は、とかく群集心理で動きがちだ。いわゆる付和雷同である。が、それでは大きな成功は得られない。むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多いと説いている。
ということです。私の最も好きな投資格言で「人の行く裏に道」とタイトルにもしています。
②日本人は横並びが大好き。それが相場が下手くそな一番の原因
日本人は横並び主義ですよね。「同業者が●●しているから、うちもやろう」とか。投資の世界も往々にしてそれがあります。 最近でいうと、ビットコインです。
2017年12月にビットコインで億り人になっている人がメディアで調子乗っていて(飲み屋で姉ちゃんが「ビットコインで毎日100万円儲かっています」とか)、そんなに儲かるならやってみようと初心者が殺到していました。
個人的には「そろそろ暴落だな」って思ったら案の定でした。残念ながら、閉鎖したブログに「ビットコインは、ここが天井」という記事を書いたところ、2日後に大暴落しました。
ビットコインは空売りできないですからね。暴落を眺めているだけでした。
バブルが弾ける瞬間のよくある光景でした。
そして人と同じことをやると損する一例となっています。
③トランプ大統領が当選したときに、昼過ぎから買いまくったら大儲け
2016年11月8日 アメリカ大統領選の開票。
ヒラリーが優勢で当選確実なはずが、開票が進むにつれて雲行きが怪しくなり、お昼ごろにはトランプ当選が現実味を帯びていました。
トランプはメディアや株式市場から嫌われていましたので、円はすごい勢いで100円近くに急降下。
私は、リスクヘッジのために、ポジションゼロにしてのぞんでいました。
ですが昼過ぎになって円高が止まったのです。
そこで閃いたんです。「世界はまるで、トランプが大統領になったら終わるぐらいのヒステリーな反応だけど、世界が終わるわけないわな」
って。だから、当時のショボい金額ですが、全財産を信用で買いまくったのでした。
そしたら上がる上がる。あっという間に倍になりました。もちろん世界が終わるわけはありません。
私が、本当の意味で人の行く道の裏
を進んだ初の体験でした。実はそれから、ほぼ毎月勝っているのです。たぶん、この快感を知ると投資家として覚醒するかもしれないです。
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④人の行く道の裏というのは、落ちるナイフを拾うことではない。
トランプのときに買ったといっても、為替が下げ止まるところまで見ていたし、当時の経済状況を見ていて、明らかに下げすぎでした。
リバウンド狙ったわけではなくて、明らかにおかしいぐらい安い基準だと認識して買いまくりました。
では、別件で先日大暴落で、日本人のミセスワタナベが大損したといわれるトルコリラについて書きます。
トルコリラは2018年から落ちまくっています。
そこで逆張りの好きな日本人はリラを買いまくっています。
ところが、どんどん落ちていき、とうとう、トランプとトルコが喧嘩をはじめて
歴史的大暴落
で、ミスワタナベは大損して、強制的に売らされたのでした。
この行動は人の道の裏だったかというと、私は全く違うと思います。
まず大勢がトルコリラを値頃感で買っていて大損しているわけで、それだけとっても
人の道の裏というよりは表でしょう
実は私も春ぐらいのときにトルコリラを検討したのです。
理由は、そろそろ利上げ路線から変更するという噂があったのです。もしそうなれば、新興国通過は、大きな逆回転があるはずです。だからトルコリラにチャレンジしてみようかと。
でも、やめました。「そもそもトルコについて、よく知らないし。情勢も特別な情報筋があるわけでもないし」という理由でした。
知らないから、どこが底かわかりっこない。
当たり前の話ですよね。
それが、なんか専門家ぶったやつが「これからトルコリラが暴騰する8つの理由」とか書くと、信じてしまうんだよ。群衆心理で買いまくったらしい。
全然、人の行く道の裏ではないですよね。
だけど、1日で20%下げているところを買いまくった人を現実に知っていますが、その人は人の行く道の裏だったかもしれない。
人が投げまくっているところを買い向かうのは投資で大きく勝つための基本です。でも、そのためには投げまくるまで手を出さないことが大切なのです。
多くの人は下げの場面でついつい手を出してしまって負けるのです。
⑤日常的なところで人の行く道の裏
例示としては、わかりやすいと思いますが。トランプ当選にしろ、トルコリラの暴落にしろ、いつも転がっているネタではありません。
では日常的なところで、人の行く道の裏をどう実践していくか。
まず日経新聞のニュースを裏読みしてください。日経新聞の記事の通りに株取引しても、まず儲かりません。
本当にそうなの?って思ってください。
世の中には大きな動かせる人がいて、その人たちがカモから搾取しています。
そういう人は良いニュースも悪いニュースも一番早く持っているし、また時としてニュースを作ってくることもある。
そのときに、あなたならどうします?良いニュースの前に買って、良いニュースで盛り上がったらたたき売りますよね。
そういうことが日常茶飯事に行われているのです。
人の行く道の裏というのは、そういうことを含んでいるのです。
そして日経新聞の記事が一番早い情報筋だと思っているあなた。確実な負け組です。
むしろ一番遅いかな。たまに企業が日経新聞のご機嫌のためにスクープをリークしているけど、そんなのどうでもいいニュースです。
だから記事は裏読みしてください。疑ってください。そこが人の行く道の裏の第一歩です。
次にヤフーの株式掲示板をのぞいてください。自分のポジションと同じ記事がいっぱいあったり、あなたが書き込んだもの、「そう思う」がたくさんついていたら不安になってください。
そしてネット上にのっていない本当の核心にふれてください。たとえば、お店を持っている会社なら、実際にお店にいって何度も調査するといいでしょう。
売れているという評判の店が、調査していると客足がどんどん減っていたら空売りチャンスです。客足が減っているなんて記事は出ないですからね。
また業界人で「〇〇って会社知っている?」と積極的に聞いてみましょう。
そういう努力が人の行く道の裏で大儲けできるチャンスをつかめるのです。
⑥まとめ
今日は投資において人とは反対のことをすることが勝つことの秘訣だと解説しました。次回は、チャートの基本的な見方を紹介します。
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