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個人が勝つための株式講座26 空売りの撤退は風が変わったとき

こんにちは、mymykenshinです。今日は空売りを仕掛けているときの撤退時期として、丁度よい材料が出ましたので、ご紹介するとともに、頭に残しておいてください。

私は、1年に何回か大きく空売りをしかけることがあります。大きくといっても空売りはリスクがありますので信用枠の3割が上限ですね。

正直、買いがうまくいっているときは、買いの方が儲かります。ただ2018年の1月~3月などは、何度も厳しい下げがありましたので、そのときは正直買いで取るのは厳しかったです(とりましたけど)。

 

なで、たいして儲からないのに空売りをしているかというと、楽しいというのもありますけど、いつ暴落が来てもとれるようにトレーニングの意味合いが大きいです。

2018年はスルガ銀行(8358) 2017年は東芝(6502) 2015~2016年はラオックス(8202)

この3つはなんとかプラスで終わりました。 

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①スルガ銀行の空売りから徹底

あれ?って思う人いますよね。9月6日に一度撤退宣言していました(^^;

www.wininvest777.net

でも戻り弱かったので、9月10日に600円付近で再度、空売り参戦していたのでした。(そして撤退したと書いたことも忘れていましたw)

こういうことは、よくあるこですね。

 

スルガ銀行については、ここまでの経緯を簡単に説明すると、カボチャの馬車というシェアハウスに一般のサラリーマンが一人1億円とか高金利でスルガ銀行から融資してもらって投資していたのですが。

 

サブリースをしていたスマートデイズが2018年4月に破綻。オーナーであるサラリーマンに入金されなくなり、一転自己破産の危機。なぜなら、入金がなくても銀行に返済しなくてはならないからです。

スマートデイズ - Wikipedia

大騒ぎの中で、実はスルガ銀行は、業者と癒着して個人投資家に多額の借金を負わせたという疑惑が起こり、混乱したため、第3者委員会に調査を依頼することになりました。

その第3者委員会の調査が2018年9月7日に行われ、膨大な報告書の中に、まるで詐欺のような手口で個人投資家がはめられていく手口や、行内の壮絶なパワハラの記述がありました。同日に120年も経営をしていた創業家出身の会長が辞任しました。

 

翌週の株価は暴落に近い形となりました。空売りしていた私も含み益がどんどん増えていったわけですが、ポイントはスルガが倒産もしくは上場廃止の憂き目にあうのかどうか

というところにあります。

倒産や上場廃止懸念があるうちは、買い方は恐怖の中にいますので、売り方優勢になります。

上記の講座13でも書きましたが、株価が暴落するのは人の心だと書いた通りです。

 

正直言うと9月10日のときには第三者委員会の結果を受けて、金融庁がどう動くのか観察続けていました。なんとなく金融庁はスルガの味方のような気がしてならなかったのです。

行政処分で相当ひどいものが将来出るのは確かでしょう。そんなものは形式であって。倒産や上場廃止までする気があるのかどうか?です。

 

つぶす目的はモラルハザードの維持です。こんなのを放置しておいて投資家に示しがつかないなら潰すだろう。しかし、世の中はスルガに対して潰さなくてはならないほどの関心があるでしょうか?

多分、世の中的には「どうでもいい」だと思うのです。ワイドショーも2日ぐらいやって終わり。

確信が持てなかった私は、9月18日に520円ぐらいで買い戻してしまいました。

そこそこ利益も取れて、後ろ髪惹かれる思いはあったので、よしとしました。そして悪い予感は的中しました。

 

9月20日引け後に重大なニュースが出ました。創業家が市場外で売却するとの報道。

www.nikkei.com

 このニュースを受けて、買い方に安心感が広がり、ストップ高になりました。危なかった(^^;

私は、このニュースが風が変わるターニングポイントになると思うのです。受け皿は、コンコルディアグループが最有力候補かなと。

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おそらく金融庁が結婚話の仲人をしていると思いますが、売却先が決まらなかったりすれば株価は迷走すると思いますが、仮にさっさと決まってしまったら株価は爆上げすると思います。

だから儲かっているうちに撤退。長居する理由がありません。ところがヤフーの株式掲示板みていると売り方がまだまだ諦めていないのです。今まで利益を謳歌していた売り方ですが、幸福感の中に消えていく可能性ありです。

 

ちなみに、スルガの株価は、これからどうなるか、かなり先行き不透明になりましたので、買いも売りもやらないで、関わらないことをオススメします。

それするぐらいなら四季報を分析してAI投資した方がよかった。

 

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②東芝のターニングポイントは原発事業の切り離しだった

東芝は2016年12月から原発事業が非常によくないことが判明して暴落しまし、2017年の中頃まで倒産懸念が台頭していましたが、雪だるまに損失が膨らんでくる原発事業を連邦破産法Chapter 11の適用があり米国原発事業の切り離しに成功しました。

 

このとき、トランプ大統領が無茶な要求してこなかったのは今も不思議。多分政府が相当バックアップしたと思う。東芝は金融庁が潰すことに及び腰だったのは明らかでした。

③まとめ

こんな風に空売りは風が変わったときを見逃すと、すごい踏み上げを食らってしまいますので、そういうニュースにかなり敏感になっていくと良いでしょう。

そして政府は、影響の大きい倒産は望んでいないことになりますね。スルガ銀行の破綻ってアベノミクスに結構大きいダメージですよね。そして、変な話 東芝でモラルハザード起こしすぎて、あれに比べると、他の粉飾決算とか不正とかが、かわいく思えますね。

そしてアベとアソウのラインが強大な権限をもっていますから、力づくで不祥事をなかったもののようにしますね。

しばらく空売り受難の時代になるかもしれないね。

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