こんにちは、mymykenshinです。今日の下げはきつかったですね。
先週書いた通り、SQ週は要注意なのですが、私の経験上、木曜日は大丈夫という安心がありまして、水曜日の引け間際に色々と買っておりまして、それが今日裏目にでてしまいました。
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①参考までに今日の一日
毎日夜中の2時に一度目が覚めてしまうのですが、そしたらダウが暴落。それにともなって1円以上円高、先物が300円以上暴落。
こういうのって、たまにある。悪夢だったのは2015年8月。私がボコボコにやられた世界同時株安。
2015年8月25日 | 18,171.66 | 18,835.35 | 17,747.5 | 17,806.7 |
2015年8月24日 | 19,075.05 | 19,154.65 | 18,498.8 | 18,540.68 |
2015年8月21日 | 19,711.34 | 19,737.54 | 19,435.83 | 19,435.83 |
2015年8月20日 | 20,194.26 | 20,246.47 | 20,033.29 | 20,033.52 |
この連続大暴落ってのがすごいね。
2017年は比較的安定した年。
そして2018年2月6日 21612 -1072円 3月23日 20617 -974円
今日10月11日 22590 -915円
実はこんなに下げているのに3番目の下げ幅なんですね。びっくりですね。
それで今日1日ですが、8時すぎに満員電車で株の気配値を、おそるおそる見たら・・・なんすかこれ?みたいな。
気配値で前日比を計算したら信用残高の10%をはるかに超えている(@_@)
でも前日でそれなりに含み益残していたし、10月はかなり利益をだしているので、10月が損失になることはないかなと。
それでも、かなりの金額だということは確かでした。講座42で、何があっても冷静にと書きましたので、これで右往左往するわけにはいかない(^^;
まあ、そんな感じで。とりあえず、こんなの戻るだろうというので様子見に。
それでも、やはり最悪の事態は想定して。まだ下げそうなものを一部損切りに
特に1570のETFを買っていたものは、すぐに損切りしました。
後で書きますが、日経平均はかなり高い確率で下がると思いました。早めに損切りしたので比較的落ち着いて市場をみれまして。
メインの3844 コムチュア と6047グノシーが下げ渋ったので、結局数十万円の損切だけですみまして、さらに6047グノシー買い増し、そして終値は含み益を復活させて終わりました。
そもそも昨日、油断しないで、両建で1570 ETFを空売りしておけば、今日はむしろ爆益でしたが、やってしまったのは仕方ありません。
先に安全ラインまで損切りして、下げ止まりを確認して市場を見ていました。やはり昨日1570 ETFを買ったのは失敗でしたので、そういうときは間違いの罰として、真っ先に損切りしたのでした。
実際に1570をさっさと切り捨てて気持ちの負担をやわらげて、その余裕でグノシーを買いまして、これが含み益になり、損失のほとんどを回復できました。
損切りの本当の意味はここなのです。過去の失敗を引きづっても前には進めないということなのです。
仮に売った途端に日経平均が上昇して、結果として売らなかった方がよかったとしても、そもそも昨日買ってしまった自分がすべて悪いのです。
そう言い聞かせて、とにかく思惑と大きくはずれたら損切してください。
②突如の暴落が最近多くなってきた理由
その裏には、株式市場のいびつな構造がありまして。こういう機会なので解説します。
恐怖指数(VIX)って知ってますか?
ここを見れば見れます。
恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート
市場が暴落すればするほど、この恐怖指数が上がってしまうというものです。
もうちょっと詳しくいうと、恐怖指数が上昇すると、プットオプションが上昇する。プットオプションは株価が下がれば価値が上がるものなので、つまり市場が暴落しているということです。
結論をいうと市場が暴落すると恐怖指数が上がる。もしくは恐怖指数が高いと暴落懸念があるということです。
日付 | 日経平均株価 | 日経平均 (変化) |
東証一部 出来高 (百万株) |
日経VI (日経恐怖指数) |
VSTOXX (欧州恐怖指数) |
VIX (米国恐怖指数) |
これがここ数日のVIXです。11日は散々な日でした。
恐怖指数というのがわかると、1552 国際のETFVIXなのですが。これはVIXが上がれば上がるほど値上がりするETFです。中身はプットオプションなのです。VIXは暴落するとき上がるので、株価が上昇している間はVIXは上がらず、1552は下がります。
緩やかに下がります。
なんでヨコヨコじゃないかというと、オプションというのは時間が立つと価値が下落するのです。たとえば10月のSQ(今日)21000を下回るというプットオプションは、現実的に明日の朝までに、そこまで下げないから価値がゼロですよね。1か月前だったら、もしかしたら21000割るかもって気持ちがあるじゃないですか。ゼロにはならないですよね。
つまりオプションは、未来が近づけば近づくほど予測が正確になり価値がなくなるのです。
それを反映するかのように1552のチャートは次の通り。
2013年に100万円あったものが1万円に下がっています。こういうことです。
そしてこのチャートを見て、何を思います。
空売りすれば絶対に儲かるじゃないか
って思いますよね。
みんなそう思うのです
仕組み解説したからわかると思いますが、必ず価値が減るのです。
そしてみんな空売りします。1552は空売りされるための銘柄なのです。
本当は違うんですよ。今回のようなことが起こると、株価は跳ね上がるのです。
日足です
つまり私のように買い長の人は1552を少しだけでも買っておくと、万が一暴落があっても、1552が暴騰するので助かるのです。
暴落保険のようなものです。
ですが現実は、欲豚が空売りしまくる銘柄になっています。
ところが、いざ、株価が暴落すると、安値で売った欲豚は、大損害になります。今日だけで20%も上がるからよくわかると思います。
そして、1552は、空売りの戻しで、さらに高騰します。そして1552が上がるということプットがあがるということなので、恐怖指数がさらに上がります。
そして恐怖指数が上がると円高になる。円高になると株式先物が売られる。
つまり負のスパイラルが回り続けるのです。そういう負のスパライルがまわるようにヘッジファンドが、円を買い、日経先物を売り、恐怖指数をガンガン上げることをするのです。
だから今日、日経は寄り付きから更に暴落したのです。だから私は1570の買いを一番に処分したのです。
長くなりましたが、これが突如起こる暴落の全容です。
そして対処が遅れると、私の2015年みたいに資産が半減する事態が起こるのです。
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③暴落に対応する対処策
一つ目の対策 暴落までひたすら待つ
今回が今年3回目ですね。こういう暴落で逆張りすれば2割はとれたりします。3回あれば6割です。1570を買えばいい。
だれでもできるのですが、実は、ほとんどの人はそれを待てない。だってほとんど株を触れないから、おもしろくもなんともない。
2つ目の対策 長期保有銘柄の現物だけで株価を忘れる。
四季報でひたすら探して、分散投資で長期保有銘柄だけにする。どうせテンバガーとわりきって株価はたまにしか見ない。
私は一部これで現物持っています。
3つ目の対策 毎月利益を出す技術を磨く 含み益はなるべく持っておく
一番難しいですね(^^; でも私はおかげで2018年2月、3月。
少ないながら利益でています。ポイントはできるだけ含み損はさっさと損切し、含み益は、たんまりため込むと良いでしょう。
そんな感じですね。しばらく市場は不安定ですが、なんとか生き残りましょう
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