こんばんは、mymykenshinです。昨晩のダウは鬼上げだったのに、日経平均はちょっとしか上げなかったですね。
なぜか米国の株価と日経平均は連動する。
そして日経平均は為替と連動する。為替は米国金利と連動する。
そこで今日は米国債の利息と為替の関係について書いていこうと思います
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①リーマンショックから、ここまでの流れ
私は本格的なアナリストではないのですが、基本的なところを話していきます。
話はリーマンショックにさかのぼります
2008年9月15日 投資銀行のリーマンブラザーズが破綻することにより起こる経済的なパニック。
当時は信用売買につぐ信用売買でした。
当時は信用売買にさらに信用売買するようなバブルが起こっていました。簡単にいうと少額の保証金をもとに不動産を購入し、その不動産を担保にさらに不動産を買うようなビジネスが横行していました。欧米で。
しまいには貧困層にまで、不動産を売り、そういうローン(サブプライムローン)は高金利ですので、銀行は儲かる。さらに、そのローンを世界中に売りまくるという暴挙に米国は出ます。
普通は、そんな危なっかしいもの買いませんよね。だから、金融機関が保証つけるんです。だから、みんな殺到したのです。
絶対安心だと。保証会社も、ガンガン保証料で儲かるわけです。そしてサブプライムローンが破綻しました。
そうすると保証会社は大変です。あっけなく倒産しました。サブプライムローンに投資している人は?。倒産しました。
そんな感じで近年例にない連鎖倒産が起こりました。それがリーマンショックだったのです。
天文学的数字の債権ロスが発生しました。
実は以外と大丈夫だったのは日本でした。それでもかなりの影響ありましたが。
理由は日本だけデフレだったからです。
世界中で連鎖倒産が起こった関係で、お金がほとんど動かなくなりました。だから欧米と中国は強烈な金融緩和を行いました。
前の前のベン バーナンキのあだ名はヘリコプターベン。
まるでヘリコプターからお金をばらまくがごとく金融緩和を行ったからでした。
そして鮮やかに復活した米国経済ですが、ベンがばらまいたお金を回収しなくてはなりません。その役割は、イエレンでした。
当時米国はゼロ金利でした。バラまいたお金を回収するためには、利上げを行うことになります。ゼロ金利を解除したのが2015年12月でした。
安全な米国債の金利が上がるということは、世界中が米国債を買うことになります。アメリカドルは総体的に高くなりますし、周辺国の通貨は安くなります。
より深刻なのは新興国が資金が逃げ出して米国に集中することになります。
過去に米国がゼロ金利を解除することで、潰れていった新興国の歴史がありましたので、ゼロ金利解除のときは、かなりのショックがありました。
経済的にショックが起こるとき、円が買われる傾向にあります。なので米国の当初の利上げに対しては、ファンダメンタルズの円安と、リスクオフの円高が綱引きして、非常に不安になりました。
ほどなくして落ち着いておりますが、2016年からの動きで一方的に円安になっていないのは、そういうことことです
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②経済を減速させないように利上げ
米国も自国の経済が失速させてまで利上げをするつもりはありません。
したがって、自国の経済を見ながら利上げのペースを慎重に決めています。
現在のFRB議長のパウエルさんは、比較的米国経済が変調しているときも利上げしていきましたが。
これは、パウエルさんが、「そろそろ利上げ止めてもいいかもと思っているんだよね」っていう講演でした。
そして米国経済は「えがった~」ってダウがめちゃくちゃ上がったのです。
ダウが上がる→日本株上がる
でも
利上げ止まる→円高→輸出企業に打撃
つまり、またしても綱引きが起こっているのです(--;
なかなかすっきり動かない。
一つ言えることは、基本的に輸出関連企業は敬遠した方がよくて内需で好業績銘柄がいいと思うよ。
やはり米中貿易戦争が一休みしてほしいね。簡単には終わらないと思うけど。
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