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個人が勝つための株式講座78講 米国債の魅力を理解しましょう

こんにちは、mymykenshinです。1月1日に実家に帰ってお正月を過ごしてきたわけですが、そこで話題になったのが、「何かいい投資先はないのか?投信とかどうなのか?」と聞かれたが、「投信はやめた方がいい。どうなるかわからないから。もし投資がしたいなら、超円高のときに「米国債」を買うことをすすめる」と返事した。今日は、この状況での米国債の魅力と、米国金利の動向と株安についてお話します。

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①国債と金利の関係。金利が高くなると国債が安くなる仕組み

先に断っておきますが、私は日本も米国も国債は買ったがことがありません。でも、このへんの経済はわかっていますので、理解はできていますので、想定で書きます。

ただ、実際に取引してみると「そうだったんか」って話があるのが金融商品。そこは、実際に取引する人は、自己責任でお願いします 。

 

まず米国債ですが、こんな感じで売られています 2019年1月5日時点

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まず上の方ですが、2.625%も表面金利が付きます。しかし買付単価は100.98%もします。そして償還日は2020/8/15となっています。

実際に償還日には100%で償還されますので、この米国債は償還日で0.98%の元本が減ってしまいます。

これは、国債の取引では、利息の修正と考えます。

(厳密には少し違いますが)0.98%÷(19/12)=0.61%

なので、0.61%の金利の修正が行われるので実質金利は2.625%-0.61%=2.015%となります。

厳密に計算すると参考利回り1.99%となります。

 

つまり表面上は2.625%ですが、実質は1.99%となります。

米国債は、まず債務不履行ってことはありえないので、1.99%の確定利息が貰えると考えて良いでしょう。(実際には、そこから税金とられますが)。

 

ところが、これは全てUSD取引きということを知っておくが必要があります。

したがって、円高のときに買って、償還日に円安になっていることが望ましいということになります。

したがって、米国債を買ったときに108円/ドル 償還日に110円/ドルだったとします。

買付たのは、額面100USDだとします。利息は償還日に全部円に決済するとします。

 

以下、利息の源泉税は考慮しないこととします。

(買付時)

買い付け時 100.98USD( 10,905円)を払います。※1USD=108円想定

(利息)

99年2月、8月、20年2月,8月の計4回利息が貰えます。

年率2.625$×4回=5.25ドル

(償還日)

米国債は100$で償還され5.25$の利息が得られるので110円で円転すると

105.25$×110=11,577円

得られます。672円も儲かることになります。

 

実際には利息は2割の税金がかかりますので4.2$で11,462円で557円程度の儲けになるはずですが、それでも大きい。たったの1年7か月分でそれだけ儲かることになるのです。

 

ところが、672円の内訳ですが、実は為替差益が221円(110.5ドル×110-108)入っています。もし、為替差損が発生してしまうと利息は更に減ってしまいます。

 

つまり例えば、今回のように104円などの瞬間的な円高があった場合に、そこでドルを買っておき、米国債を買い、円が安いところで日本円を買っておけば、為替差益がとれます。

 

②ドルの売買はFXの現引と現渡を使う

それとドルの調達や円転を現物でやると1$に1円の手数料をとられますので、往復で2円も損するので、FXを利用します。

SBI証券などは、FXの現引き、現渡が可能となっています(証券会社によってことなります)。

FXの現引き、現渡は、手数料がほぼ気にならないほど激安なので、これを使わない手はありません。

 

例えば、今回の104円騒動ですが。

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年末の瞬間104円で101ドルを買って(CALL)  現引

将来のどこかで超絶円安になれば、そこでプットをかけて償還日に現渡すればよいことになります。

 

ただし、高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買うポジションは、スワップ金利を払わなくてはなりませんので、今からプットを買っても美味しさが目減りします。

 

外債を買うということは、為替リスクを負う

 

ということなので、やはり買うタイミングは、今回のように1ドル100円近辺のヒステリーな円高のときになります。そうすれば金利2%と為替差益が両方もらえることになります。

仮に、ヒステリーに円安にふれた場合(可能性としては低いでしょうが)、FXでプットして米国債も売って、現渡決済がいいでしょうね。

 

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③新興国の外債を買ってはいけない理由

トルコ債、ブラジル債など、超絶高金利の外債は魅力的に見えますが、いくつかリスクが存在しています。

 

一番大きなのが為替リスクです。そもそも、なぜ高金利なのかを考えると、通貨安→インフレを起こしているからなのです。

そして、なぜ通貨安かというと、米国が利上げするからです。

 

私が切々と米国債の魅力を書いたように、みんな米国債に魅力を感じているのです。だって安全で、いくら買っても相場に影響なし(1兆円ぐらいじゃびくともしない)。そうしたら、トルコやブラジルの通貨なんてドルに換えて米国債を買うでしょう。

そして米国通貨高になるので為替差益もでる。

 

だから、新興国は、どんどん通貨安になるのです。そして、その出口は、だれにもわかりません。

 

またトルコやブラジルは為替だけでなく、カントリーリスクも判断できない。FXの連中がトルコリラで大損していますが、そういう人に問いたい

「あんたトルコのどんだっけ知っているの?」

と。

私はほとんど、知らない。政権がどうとか。クーデターが起こりそうなのかとか。債務不履行の確率がどうとか。

全然知らないところは取引きできないわな。だからミセスワタナベは、負けるべくして負けているのです。

 

④結局買えるのは米国債だけ

我々はドル円チャートなんだかんだ30年間ボックスで動ているチャートがあって、ある程度見通せる状況にあります。そして何か大きなときにリスクオフの円高

要はヒステリーな円高があります。これは、ほんの短い間の話で、すぐに元に

戻る。

円が100円を割るという可能性は非常に小さい上に、100円をずっと割ったまんま

というのは今の経済状況からありえない。

 

だから億り人になれば一部は米国債を買えばいいと思う。経済環境がたまたまよくて億を儲けた人たちなので相場が下がれば大損する。

その億を米国債に入れていたら「できるな」って感じです。

 

そして米国債の魅力がわかると世界のお金の動きがわかってきます。

米、利上げ一時停止も FRB議長「柔軟に見直す」 :日本経済新聞

上記のように米国の利上げ、利下げに世界が見守るのはそういうことなのです。

 

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