こんにちは、mymykenshinです。昨日になりましたが、すごく気になる記事がありまして、その記事について議論していきたいと思います。
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①円「瞬騰」 自動損切り引き金
１月10日の日経記事です。以下の通りです
（真相深層）円「瞬騰」 自動損切り引き金 3日に一時104円台、1分で4円上昇 :日本経済新聞
3日の外国為替市場で、円相場に異変が起きた。わずか1分で1米ドルに対して4円も上がり、1ドル=104円台と約9カ月ぶりの円高・ドル安水準になったのだ。年初の薄商いで為替が動くことはよくあるが、急騰を招いたのは個人と人工知能（AI）。円安に安住した個人投資家が狙われ、それを見たAIが損切りに動いて異変に拍車をかけた。
損失額2450万円
「損失額は2450万円です。反面教師として拡散お願いします」。1月3日、午前9時57分。外国為替証拠金（FX）取引を手掛ける個人投資家がツイッターに投稿すると、瞬く間に1000人近くが共有した。多くの個人投資家は正月気分が吹きとんだ。
東京市場が休日だったこの日の午前7時35分。1ドル=108円台前半の円相場が1分で104円10銭まで急騰した。そして1時間もしないうちに、107円90銭に戻った。数分の急騰を演出したのは、海外投資家と日本の個人、そしてAIだ。
きっかけは商いが薄い中でのまとまった円買いだ。年初は日本企業や金融機関のトレーダーが休み、円の取引が極端に減る。ここで海外のヘッジファンドらが動く。FX大手、マネーパートナーズの武市佳史氏は「海外投資家の仕掛け的な円買いが入った」と推測する。
少額の取引でも相場が動き、円高が進む。瞬時に反応したのが日本のFX取引だ。皮肉にも昨年10月から年末までの円相場が110～114円と狭い幅で動いたことが、円高に拍車をかけた。
FXは本来、為替の動きが小さければもうけも小さくなる。最近の投資家が狙っていたのは金利収入だ。円で高金利の外貨を買って持ち続ければ、高い金利収入を得られる。為替の動きでもうける人は日々売買するが、金利狙いの人は外貨を持ち続けていた。
みずほ銀行の田中誠一氏によると「金利目当ての持ち高が狙われた可能性がある」。FXは損失が膨らむと、元手の範囲で自動清算する「ロスカット」の仕組みがあり、多くの投資家は108円台に設定していた。海外勢の円買いで108円台を突破すると、円買い・高金利通貨売りの強制決済が連鎖する。
業界関係者によると、この日は個人のロスカットが前日の約10倍に膨れあがった。利益が残る水準で持ち高を解消できた投資家はいるが、元手を上回る損失になった人も多い。業界全体の損失は、中銀の為替介入中止でスイスフランが暴騰した15年の33億円に迫る可能性があるという。
同時に動いたのがAIだ。ニュースや相場などのビッグデータをもとに売買するアルゴリズム取引では、決めた条件を満たすと自動で売買注文を出す。世界に数千あるCTA（商品投資顧問）と呼ぶヘッジファンドなどが手掛け、相場に追随して稼ぐことで知られる。
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はい、記事を読みましたか？すごいですよね。１分で瞬殺されて2450万円
それでは、議論のネタです。
何でAIに殺されたんだと思います？すごくシンプルに答えてください。
ドルを買っていたから？でも円安に進むならドルを買うべきですよね。
ドルを高いところで買ったから？
じゃあ、いくらが高いと言えるのですか？
私が思うに、大勢の個人が同じポジションを取ってしまったことに原因があると思うのです。
この場合、110円でドル買いポジションですね。
なぜかというと、ヘッジファンドは、個人がいくらで、どれだけのポジションを持っているか正確な数字を持っているのです。
だから、為替がどこまで動かせば、どれだけの人が強制決済で投げさせられるかよく知っているのです。
これはドル売りのポジションでも同じことが言えます。
ヘッジファンドやAIは、そのポイントを知っていて、動かしやすい年末年始などを虎視眈々と狙っているのです。
だから申し訳ないですが、きっと12月頭から長期のFXの人達が死ぬ運命は決まっていたと思うのです。そういうマネーゲームの中でファンダメンタルズなんてクソの役にも立たないのです。
ただ、それはド短期のことで、乱高下が収まって市場関係者が集まれば、ファンダメンタルズと比較して安ければ買われます。
もちろん、リバレッジを低くしてドルを買っておけば、強制決済は免れたはずで、資金管理はとても大切であることは言うまでもありませんが。
でも、そもそも、こんなに円高になるってわかっていれば、ドルなんて買わなかったですよね。
それを回避する一番の処方箋は、何度も何度も書いているように「人と同じことをしない」ってことになるのです。
あともう一つ、誰でも思いつくような一見絶対儲かるネタに多くの人が群がるので、逆にやられることが多い
今回のFXなんてかなり安易ですよね。米国金利が上がっていますので、日米の金利差は結構あって、それをレバ効かせてドルを買えば、何倍も利息を計上して超美味しいじゃんって。
仮に円高になっても、長い間持てば得するし。とか、考えていたのでしょう。
まあ、そんなところでしょうね。いつも思うのですが「絶対に儲かるというネタほど損するネタはないですね。」
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②株だっておなじこと。
高い配当利回りの会社に、すごい信用買いが入っていたりする。そして、そういう株ほど、先日のような大崩れのときは、売られるわけです。
なんで、こんなに配当のいい株をといっても通じません。追証がかかっていますから。投げまくるわけです。
でいつもお決まりのセリフなのですが
人の行く裏に道あり
ということになるのです。ってか表の道をすすめと時々AIに瞬殺されしまうのです。
怖いですね（－－）
そして、正直にいいますが私もよく失敗するのです。
でも、すぐに修正しますけどね。
よくある話なのですが、とある株を買ったとしますよね。
そのときに掲示板に買い豚が集まって、「この会社はすばらしい」ばっかりだと、私は「買ったの失敗だったかな？」って不安になります。
逆に売り方が「ＸＸ円まで暴落する」とか言いふらしている株は、あがったりします。
事件のあった株に空売りが殺到するのも同じことです。
③まとめ
いかがでしたか？私は明日は我が身だなと思いました。っていうのも、狙っているネタを私も資金の何倍も買ったりしますからね。
やはり、まずは無理をしない。そして絶対に儲かるを疑って。
ヤバイとおもったら逃げる。
AIヒットマンが、そこにいるかもしれませんね。
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