こんにちは、mymykenshinです。株は単純なマネーゲームなんです。買った株が上がるか下がるか、得するか、損するかの世界。
例えが適切がどうかわかりませんが、丁半博打と変わりません。
でも丁半博打が本当に公正なら、勝率5割のはずですよね。それが個人投資家が9割は最終的に負ける。
その1割に入るためには考え方を買えてもらわないと困ります。今日は、そんな話をしたいと思います。
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①勝とうと思うと勝てない。負けないことを心がける。
最初の講座1で1円でもいいから勝てという話を書きましたし、2016年11月から2018年7月まで、21ヶ月で19勝2敗となりました。 と書きましたが、18年8月も勝ちましたので、20勝2敗となりました。8月は結構勝ちましたね。前月残高の15%ぐらい勝てました。
2016年10月以前も勝つ月の方が多かったですが、半年に一回ぐらい、どかっと負けて、積み上げたものがなくなってしまうことを繰り返してきました。
そこで負けるパターンを分析しました。
そうしたら、負けるときは大きく勝った後に負けることに気がついたのです。大きく勝つことで、気持ちが大きくなって、信用取引主体なので現金も増えたところで、大きくはって大きく損する。
したがって勝つよりも負けないことに注力することになりました。
このことを何度も私に教えてくれているのが、私の現在の相棒なのです。考えてみると、株式投資は、負けない限り退場させられることはありません。
だから毎月、負けないことを心がけています。1ヶ月に100万円を儲けるよりも、1ヶ月間で1000円でも必ず勝つことを大切にする。
この気持ちが、私にとって、大切なことなのです。
やり直すにあたっても投資額も、すごい減らしました。100万円から再出発で。
投資の世界では年率30%儲ければ優等生です。それが100万円ですから、月に5万円でも悪くないのですが、大きく勝負することになれた私にはかなり物足りない額でした。
そして毎月必ず勝つのは、やってみればわかりますが、メチャ苦しい。特に100万円だと信用でも200万円ぐらいしか勝負できないので買える単位も少なくなります。
すごい考え抜いて(おそろしいほど時間をつかって)、利益が月1万円きると凹みました。それでも今月勝ててもありがとう。って思うことにしていました。
苦しみながら、数ヶ月で倍にすることができると、月に数十万円稼げる月が出てきますし、2年後には、もっと稼げるようになりました。資金が増えたのもありますが、勝ちパターンが出来てきたのです。
負けられないから、損切りルールを徹底しながら、含み益を粘るようになったからなのです。
たとえば18年8月は絶好調だったのですが、絶好調すぎたので大半の利益を9月に持ち越しました。
儲かっているので含み損のものは月末に全部処分します。
こういう風にディフェンスをしっかりしていると、ときどき爆上げしたときに、ありえないぐらいに儲かるわけです。
つまり損は少額、利益はなくなりそうならトントンで、時々爆益。
この流れを信用取引で行うことができれば、1年で倍にすることは、それほど難しくありません。
②私を変えた一冊
桜井章一著 「負けない技術」
桜井章一さんとは、20年間無敗 伝説の雀鬼をいいます。麻雀の世界なのですが、勝負師の哲学書みたいものです。
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私のトレードは、この本の哲学に基づいています。この本には株のことは一つも書いていませんし、麻雀の内容についても全くふれられていない。
「麻雀師の本なんか読めるか」って人は、株なんてやめた方がいいかもしれませんね。やっていることは麻雀よりもえげつないですから。「投資は博打ではない」とか考えている人は、その怖さがわかっていません。
もちろんオススメ本です。桜井章一さんの本は他にも色々ありますが、まずは、この本
から読むといいと思います。
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「運を支配する」は桜井章一さんとサイバーエージェント社長の藤田晋さんの共著となっています。藤田晋さんは青山学院の大学生のときに桜井章一さんの雀鬼会のメンバーでした。そして藤田晋さんは2014年 麻雀最強位優勝です。(今の方が圧倒的に強いそうです)。この本はビジネスシーンにおける勝負処など、やはり麻雀を通じた哲学が語られています。
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藤田さん、最近仕事は社員に任せて麻雀ばかりやっているようです。でもabemaTVも好調だし、勝ち組の人生ですよね(^^)
③株を麻雀に例えると、個人投資家の下手くそがよくわかる。
高校生のときに麻雀に少しハマりましたが、完全に遊びでしたし、それほど強くはなかったのですが。
それでも、そのときの経験と、桜井さんの方を読んで、やっぱり株式投資は似ていると思いました。
例えば、自分に良い手がこないとき。これは相場の雰囲気が???であったり、買ってみたり(あるいは空売りしてみたり)したけど、どうも自分の思う方向に相場が動かないとき。
麻雀だと振りこまないようにガードを固めたり、ピンフで逃げたりして、場の雰囲気を変えようとしますよね。
株だと、少額含み損で逃げたり、あるいは手を出さないで見ている。あるいは最小限単位だけ打診買いする。
そんな感じになるわけです。
ところが、麻雀で大きな手が来たら、多少危険なところでも勝負していきますよね。
株も大きな利益が転がると、勝負する面もあるわけです。
麻雀で常に勝負している人は下手くそですよね。浮き沈み激しく結局マイナス。
だめな手なのにひきづって大きく損する。
損切りできなくて大きく損する個人投資家に似ていませんか?そして勝負処なのにちょっと上がったところで利益確定しまって、もったいないとか。
麻雀やる人なら、わかりますよね。ここに株で勝てるヒントがあるわけです。
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④デイトレは悪なのか?
専業での株式トレーダーは、それが仕事なのでデイトレーダーが多いのも事実ですし。
サラリーマンからすると何なんだという人種でしょう。
ちなみに私はデイトレはやりません。
私からみて、株式投資は値動きに振り回されて取引する人と、私のように半年後の未来を描きながら、毎日のニュースと予想と現実のギャップを埋めながら取引する人と2パターンあると思います。
デイトレの人は値動きに振り回される人です。儲かっている人はやはり少数でしょうね。ですが何年かで10億円以上稼ぐ人を私は2人ぐらいは知っていますし、きっと裏にはもっといると思います。
株価の分析システムは、それを生業とするわけなので、それなりに武装していますよね。
私はデイトレの人のメリットは取引を1日か、せいぜい一晩しか持ち越さない人はリスクが限定されるので、私が損切りルールを徹底するように、デイトレーダー達も同じように損切りルールがありますので、個人投資家の塩漬けよりは100倍マシだということです。
ただし、デイトレ専業には大きな欠点があります。それは生活費を最低限稼がないといけないことです。
数億稼いでしまえば関係ないのでしょうが、必ず勝たないと生活できないという状況は、負けない投資と比較して圧倒的にディスアドバンテージとなります。
⑤まとめ
私のトレードは講座10でも話した通りに半年後の未来を予測して、そして日々のニュースをチェックして、少しずつ未来を修正しながら進む方法です。
その半年後と比較して株価を見ています。
株価に振り回されている人は、株価が下がると「何か悪いことが起きているのではないか?」と勘ぐってしまって、肝心の安いところで買えなかったりします。
確かに、底割れして、どんどん下がっていくようだと、何か悪いことが起こっているのかもしれない。ですが、どんな株でも大きく上がれば、利益を確定する売りが出ます。
そして下げだすと、みんな様子見に入るので、なかなか止まりません。
そしてすぐに興味がなくなって見なくなります。そして、ある日ふと気がついたら「上がっている!!!しもたーーー」って、慌てて飛びつくのです。そしたら飛びついたところが反発の頂点で、下がりだして「やっぱ、だめやんか~」って売ったら、そこからまた上がりだす。
笑い話じゃないでしょう。ほとんどの人見ていてそうだもん。
私は四季報3600社から数社選んでいますので、簡単に諦めるわけないですし、上がり出せば売りますが、下がりだせば安く買い戻せるチャンスなので目をそらすことはありません。
3000円→4000円まで上がった株で有望な株なら例えば、3500円ぐらいまで下がって、また上昇しはじめます。もしかしたら3200円まで下がるかもしれません。
それでも、できるだけ、そのちょっと上のところを買うことに集中します。集中するのは、そこだけ。そこが勝負処です。後は放置しておけば爆益です。いちおう暴落を想定して逆指値しますが、ほとんど当たることはありません。
私が買った時にヤフー掲示板には買いました報告は、ほとんどありません。で、私が1割ぐらい売っておくかって頃になると、買いました報告が来たりする。
どうして、そういうことができるか?ファンダメンタルズ分析がしっかりしているからです。
後は高値を掴まなきゃ楽勝です。
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