こんにちは、mymykenshinです。株式取引で、何が一番重要ですか?と聞かれたら「損切り」と答えます。
これは断言できます。1000万円から200億円をつくったcisさんは、ヤバイ時の逃げ足には自信があるとっています。他の個人トレーダの勝ち組の多くが損切りがうまいです。
逆に損切りできない人は、塩漬け株だらけになっています。今日は損切りがどれだけ大切なことか。そして、うまい損切りとはについて書いていきます。
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- ①損切り反対派の理屈は負け組
- ②損切は次の出発点
- ③利益を細かく積み重ねれば、損切は楽になる
- ④なぜルール通り損切りできないか?
- ⑤大損するとリカバーに何倍もエネルギーがいる。
- ⑥損切りすると選択肢は100倍以上に広がる
- ⑦連敗すると落ち込む だから慎重に
- ⑧まとめ
①損切り反対派の理屈は負け組
損切り反対派が持ち出す理論は、バフェットの理論を持ち出します。
バフェットの理論は、将来とてつもない有望な株を長期間もっていなさない。株価は見る必要がありません。そうすれば、大儲けできるでしょう。というもの。
バフェットが買う基準とかも公開されていて、信奉者も多い。
ですがバフェットの理論は日本で通用しないのです。残念ながら。 バフェットの理論はアメリカだから成功したのです。
理由は日本が
そしてアメリカが
だからです。
日本でバフェットの理論を30年間やっても損失。アメリカだったら100倍は堅かったかなという感じ。日本はアベノミクスで取り返してきたから、まだ見れる状況だけどアベノミクスの前だと目も当てられないでしょ。
つまり個人投資家の下手くそが持ち出すバフェット理論がこれを見れば儲からないのは一目瞭然でしょ。
だからバフェットやりたかったらアメリカ市場で勝負してくださいって感じです。
ですが、アメリカ市場も、これからバブルがあるかもしれないけど、あと3割上昇が限界じゃないかな。そこから世界で壮絶なバブルの崩壊が起こると思うけどね。10年前のリーマンショックが落ち着いたころに米国株を始めた人はアッパレですが、これから始めてもうま味はなく、リスクばかりだと思う。
したがってバフェットが大成功した裏側には米国市場の成長があったということ。そのバフェットですら、伸び悩んでいるわけです。
そして、もう一つ悲しい事実。個人投資家の99%は企業を見る目がないということ。
私のように、財務に対する基礎的な能力があり、四季報読みまくって、いくつか大化け株を当てた立場からすると、
バフェット理論の基本中の基本である成長企業を発掘するという点で、その能力はないと言わざるをえないでしょう。
つまり市場はアカンワ。しかも買っている銘柄もアカンワでは。
塩漬け株だらけになってしまうのは仕方のないことなのです。
それと、プロのトレーダーと個人投資家では時間が違うから、損切りなんてしないで粘ればいいんだよみたいな理屈も間違いです。
それは結局アメリカのような右肩上がりの株価の理屈です。ちょっと下がっても粘れば結局元に戻るという。
でも日本だとバブル崩壊すれば、おそらく永遠に戻らないでしょう。
②損切は次の出発点
私にとって損切りは仕切り直しに必要な行為となっています。
長期派だろうが、短期派だろうと、含み益は良いことで、含み損はダメなことです。
含み益なら他の銘柄を買いたければ、それを売って利益を出せばいいだけ。
含み損だと、誰でも売るのに躊躇してしまいます。だって現金が減るのですから。
したがって当たり前なのですが、含み益は放置してもOK。含み損は放置してはだめなのです。。
そんなこと小学生でもわかりますよね。でも、皆逆をやるんです。
その証拠に信用評価損益率の推移
日付 | 売り残 枚数 (千株) |
売り残 金額 (百万円) |
売り残 変化 (金額%) |
買い残 枚数 (千株) |
買い残 金額 (百万円) |
買い残 変化 (金額%) |
信用倍率 | 信用評価率 |
右端の評価損益率1年間ず~っとマイナスでしょ。プラスになったなんて記憶にないもん。スマホだと画面切れてるので右にスクロールしてください。
現物はデータありませんが、確実にもっと悲惨な状況になっています。
これから、何百回といいますが、皆と同じことをやっていては永遠に勝てません。
それがこのブログのテーマ
人の行く裏に道
なのです。
私の場合はというと、信用全体が利益であることが多く、その時こそ好調の証です。
含み損が先行するときは不調なときです。
これは絶対に間違いないと断言できます。
含み益になれば、気持ちが軽くなり、次の一手も良いものとなる可能性が高いのです。
したがって次の一手は早くなる。
含み損だと、次の一手が出しずらいですよね。なぜなら次の一手も逆の方向にいくと、めちゃはまるからです。したがって次の一手が遅くなる。
そして含み損がどんどん膨らんで、最後はぶん投げるか、現物塩漬けか。
いずれにせよ含み損だと、手がどんどん遅くなり1か月放置、半年放置、数年放置と
長く長くなっていくのです。
私だったら大体1週間以内にプラスにならなきゃ切りますね。切った後に、次の手を出しますので、1週間以上手が止まることは少ない。儲ける時間帯が全く異なることがわかります。
参考までに私の取引の勝敗
2017年 145勝 45敗 勝率76.3% この年は絶好調 資産を何倍にもした。
2018年 136勝 67敗 勝率67% 去年は苦しかった。それでも資産は倍にしたけどね。税金考慮すると現金は倍にならなかったけどね。
勝率が問題ではなくて、年間に何十回も損切りしていることに注目してほしい。
この2年間で、正直含み損にじっと耐えて、1か月にほとんど取引していない月もありますが、そういうときは大体パフォーマンスが悪い。ギリギリプラスってとこ。
うまくなりたければ、含み損をさっさと切って、含み益で回す癖をつけてください。
③利益を細かく積み重ねれば、損切は楽になる
損切りの決め事って意外と難しい。私も5%含み損なら損切りとか。それを3%にしたり1%にしたりしていましたが、最近は、そのマイルールは辞めました。
新たなルールとしては、「いくらまでの損なら許せるか」基準を導入しました。当たり前ですが、過去に積み上げた利益なら、損切りできると思うのです。
私は、毎月利益を出すことを目標としていて、そして皆さんにも毎月利益を出すことを目指してもらいます。そうすると、損切りは今月利益の範囲なら問題ないことになります。
もちろん月初は利益ゼロなので、損切りするとマイナスになります。それはすぐに取り返します。
たいていは、その日に取り返します。
トレードは、その積み重ねだと思ってください。
私だって損切りは好きではありません。だから、例えば、買ってすぐに含み益になったら、含み益から含み損になるところで逆指値してしまいます。
そうすれば損切りしないですむからです。先ほどの勝敗表だと、そういう逆指値で1000円以下の利益が結構あります。
損切りのうまい人は、そもそも損切りならないように逆指値を駆使して回避します。それはサラリーマンでもできます。
そして損切のうまい人は利益が残るようにコントロールします。
損切りの下手な人は、含み損の段階でマゴマゴしています。すぐに戻るよねって祈ったりして。そうこうしているうちに含み損がどんどんたまって、損切りすると損失になるまでに膨れてしまい、損切りできなくなり。
最後はぶん投げるか、永遠塩漬けになってしまうのです。
どっちが情けないバカかわかりますよね。
でも後者の方が8割以上だと断言できます。
④なぜルール通り損切りできないか?
このように損切りの合理性をいくら説いても、ほとんどの人は損切りできません。そして大変な損失になったところで、投げてしまいます。
そして外資は、おいしいところを拾っていくのです。
では、ここでルール通り損切りできない理由を深掘りしてしまいましょう。
株式投資をしている人は、儲けたいから株を買うわけです(空売りについては後で解説します)。
それが買ってすぐにマイナスになって気分がいい人はいないでしょう。
それはともかく、買った判断が間違ったわけです。いや俺は下がるの覚悟で買っているから。とか言い訳してもダメです。
下がるの覚悟だって、底だと思ったら買ったんですよね。
少なくとも過去の自分の判断は間違っていたわけです。ところが人間というものは、そのストレスから開放されたいがために、過去の自分を正当化しようとするのです。
具体的には「いや過去の判断は間違っていなかったんだ。こんな割安な株がさらに下がるわけない、そうだ市場が間違っているんだ。私は間違っていない。だから、待っていればきっと上がるに違いない」と勝手に妄想して、損切りを躊躇させます。
こういうのを心理学では「認知的不協和」といいます。
冷静に考えてみてください。株価が上がると思って買っているので、現実に下がった時点で過去の判断は間違っていますよね。
人間というのは、この認知的不協和によって損切りをためらうのです。そして普段から8割ぐらい当たっていれば、「あらら間違った。損切り損切り」って思えるけど、4割ぐらいしか当たらなければ、また下がったというストレスから認知的不協和を起こしやすくなるのです。
こうして下手くそな人であればあるほど、損切りできなくて塩漬けだらけになってしまうのです。
そして、年齢が高い人ほど、そしてエリートであった人が定年を機に株式投資はじめましたという人は、自分が正しいという根拠のない自信がありますので、認知的不協和を起こしやすくなります。
私は、高齢になるまで株式投資をしたことない人は絶対に株式投資をするべきではないと考えています。
⑤大損するとリカバーに何倍もエネルギーがいる。
簡単な例で、株で資産が半分になりました。信用で買って損切り設定していないと、よくあることです。信用売買では、資産の3倍くらい買えますから、そこから16%暴落すれば、あっと言う間に半額です。
株というのは上がるのに長い時間がかかるのに、不祥事で下げるときは2日で1年分とか平気で下がります。この現実をちゃんと直視しないと勝てません。
で仮に損切りできないで、資産を半分にしたとしますよね。それを元に戻すには2倍にしないと、取り返せないのです。
その2倍に何年もかかったりするんです。
2倍が簡単ではないことは、誰でもわかりますよね。2倍が簡単だったら、10倍なんてあっという間でしょ。
ところが人間は、そういうときに冷静さを欠いていますので、すぐに2倍にして取り返そうとするのです。
そうすると、更に負けるのです(TT)。
なんで、わかるか?自分で体験したからです(^^;
もうノイローゼになりそうですよ。やること、なすこと全部裏目です。
正直、よく復活したなと思います。何年もかかりましたけどね。
そういう経験すると、大損する前にさっさと損切りして逃げてしまうようになります。
⑥損切りすると選択肢は100倍以上に広がる
損切りしないで、その銘柄をプラスにしようと考えても、なかなかうまく行かない。
だって買ったのが失敗して上がらないから困っているわけで。上がらない株を持っていっても仕方ないのです。
私なんか、損切りした後に、気分がすっとして、次にどうしようか考えます。そのときの選択肢は3600銘柄あるわけです。失敗した1銘柄に拘るのと、どっちが有利か。
明らかですよね。
⑦連敗すると落ち込む だから慎重に
誰でもそうですが、一度損切りすると精神的にダメージをくらいます。その影響があって、次も負けてしまうことが結構あります。
だから連敗しないように、くれぐれも逆張りとか勝率の悪いことはやめて、確実に次は勝つようにしましょう。
大負けしたときは大勝ちを狙うのでなく、確実な勝利をめざしましょう。一度に取り返そうと思えば思うほど負けます。
それでも連敗したら。2、3日でいいので休みましょう。そういうリズムをつかむことが株式投資ではとても大切なことなのです。
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⑧まとめ
いかがでしたか。これが当たり前に感じる人は、そこそこ勝てている人ですよね。そして、こんな講座を読んでないんじゃないかな。
そう考えると、大部分が耳の痛い話だと思います。
初心者であればあるほど、逆に入りやすいかもしれないですね。
何年も、悪い流れで取引していた人は修得するのに1年以上かかるかもしれませんね。
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