こんにちは、mymykenshinです。なかなか平日に時間がとれなくて、負けない株式講座を楽しみにしている人には申し訳ないです。では現物買いと信用取引2回目です。
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①信用売り(空売り)とは
さて、信用売り(空売り)に入りますよ。
信用売りとは、端的にいうと、株を借りてきて、それを市場で売って、後で買い戻して、借りてくれた人に株で返す。
ことを言います。そして株を貸してくれた人には貸株料というものを払います。それは契約によって決まるのです。
例えば、上場企業A社の株を借りてきて、そのときの株価が1000円。100株を空売りしたとします。
そのときにお金のやり取りは発生しません。一か月後に株価は800円で買い戻しました。
そして貸株料を1000円でした。(簡単のため手数料は考慮せず)。
そうすると 最初の段階で1000×100で10万円のお金が入ります。そして800×100円=8万円で買い戻しました。
そして株を貸してくれた人に返すとともに貸株料千円払いました。
儲けは 1000×100-800×100-1000円=19,000円
ということになります。
このように空売りは、株価が下がると儲かるし、株価が上がると損してしまうことになるのです。
そして、空売りしたい人は、株を貸してくれる人を探すところから始まるのですが、そこは証券会社が代行して探してくれて、証券会社から株を借りて、証券会社に株を返すとういことになります。
そして証券会社もバカではないので、最初に入ってくる先ほどの10万円は、すぐに顧客に渡さないで、決済時に差額で確定させる流れとなります。
②信用売り(空売り)をする局面
信用売りは、「ここから株価は下がるんじゃないの?」って時に行われます。
具体的にどういう場面かというと、業績が悪化すると見込まれ、株価が下がるんじゃないかというとき。
もしくは、株価があまりに高くて、割高感から株価が崩れるんじゃないかという局面です。
そして、その予測がはずれて株価が急騰したりすると、含み損がみるみる増えていきます。そういうのを俗語として「踏み上げを食らう」とか「焼かれる」と言います。
ときどき、去年の秋みたいに、急落する前に空売りをした人は、きっと大儲けだったでしょう。
私も空売りしていました。でも年明けから、かなり上げましたので空売り勢は苦戦しているはずです。
また、株価はときどき信じられないぐらい上昇することがありますよね。買いの損は、倒産ゼロ円がマックスなので、買った金額よりもロスすることはないのですが、株価に上限はありませんので 100株1000円の株が100株10,000円になったら10万円のからうりのはずが90万円損することが理論上はあり得ます。
現実にそんな高騰する株はあり得ないですが、年間で10倍になる株は年に1回とか出現することがありますので、全くあり得ない話ではありません。
その前に逃げちゃえばいいんですかね。そんなことで「買いは家まで、売りは命まで」と言われるのです。
③日証金により制度信用取引
ここまでの話を総括すると、信用取引の買いとは、証券会社から借金をして株を買い、売ったときに差額決済をして利息を支払うというものでした。
一方で信用取引の売りとは、証券会社が調達してきた株を借りて売って、後で買い戻して株で返済し、貸株料を支払うというものでした。
そして信用買いは上がればもうかり、下がれば損する。信用売りは下がれば儲かり、上がれば損することになります。
ところが、受ける証券会社は、限界があることになります。いきなり数日後にお客さんが大挙して30億円の買い付けを依頼されても、お金の目途が立たないかもしれないし。
お客さんに貸す株についても、あまり株が調達できないかもしれません。
そこで、ほぼ無尽蔵にお金を渡せて、また、多くの投資家から株を借りてくることができる大元締めがいると便利なります。
その会社が日本証券金融株式会社となります(通称、日証金)。
この日本証券金融㈱が絡む信用取引を「制度信用」といいます。
つまり証券会社は、窓口としてお客様にお金を貸して信用取引(買い)を行ったり、貸株を渡して(渡す時点では株は借りていなくていいんです)、その日が終わったら「株を先に貸したから、株貸して」って日証金に請求できるわけです。
一方で日証金を使わないで証券会社が独自に信用取引の元締めをすることを「一般信用」といいます。
なんとなくわかると思うのですが、制度信用は幅広い銘柄で行うことができます。ところが制度信用は色々制約もあります。
後で解説しますが、制度信用のときは逆日歩(ギャクヒブ)というものが発生します。ところが一般信用には「逆日歩」というものがありません。
また制度信用は6か月以内に決済というものがあります、一般信用では証券会社が自由に設定できます。
したがって、近年では一般信用の人気が高まっています。
④逆日歩とは
先ほどの制度信用の続きの説明ですが。例えば、投資家が「この株を空売りしたい」というときに、どれだけの貸株在庫があるのかは、実は確定していないのです。
その日の取引が終わり、証券会社がとりまとめして、日証金に金を返してくれだの、株を貸してくれだのとうい請求が行われます。
金を貸す方は問題ないのですが、貸株の依頼が殺到したときはピンチです。
もし貸株が借株を超えた場合には、次の日に貸株のセリが行われます。それは1日一株5銭からはじまって、どんどん高くなります。そして高くなったところで、貸株の申し出があれば、セリはそこで終了です。
その金利のことを「逆日歩」というのです。
逆日歩を負担するのは空売りした本人なります。だから逆日歩が発生すると、痛いのです。時として10日で1割(トイチ)の逆日歩とか平気であるので、空売りは逆日歩に注意が必要なのです。
まとめ
それでは今日はここまでとしましょう。まだ先がいっぱいありますので、続きは第9講でやりましょうね。
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