こんにちは、mymykenshinです。こんにちはmymykenshinです。
今日は講座24で日銀の動きについて書きましたが、今日はFOMCと、その利上げ。そして世界のマネーがどうなっているの解説していきます。
ここも、株をやっていく上でとても大切です。ところが、お恥ずかしながら私も2015年ぐらいから世界経済について猛勉強する上で習得しました。
それは2015年夏に大損して、それを取り返すために死ぬ気で勉強したのです。そして、いろいろ勉強した上で、自分は本当に何もわからないで株を取引きしていたんだなとわかりました。
頑張って習得しましょう。
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- ①FOMCとは
- ②アラン・グリーンスパン時代
- ③ベン・バーナンキ時代
- ④ジャネット・イエレン時代
- ⑤そして現在のパウエル氏
- ⑥アメリカ長期金利上昇傾向鮮明
- ⑦日本は利上げ=円安とは、ならない
- ⑧まとめ
①FOMCとは
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCなのです。
FOMCは、年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。
アメリカは連邦制をとっていますので、それぞれの主要都市ごとに連邦準備銀行ってのがあって、その総裁である連邦準備銀行総裁がいて、その人たちが集まり、頂点にFRB議長がいます。
つまりFRB議長を委員としてその他の理事、委員の合議体がFOMCだということです。
FRB議長は大統領が任命します。今はジェローム・パウエル氏で、トランプ大統領が任命しました。学者出身が多い中で、民間色の強いパウエル氏を採用したのはトランプ流と言えます。ですが、政策は今のところ中道です。
その前はジャネットイエレン 女性のFOMC議長は初。そしてユダヤ人 任期 4年
その前は、ベン・バーナンキ ユダヤ人 任期 8年
その前は、グリーンスパン ユダヤ人 任期19年
②アラン・グリーンスパン時代
私もグリーンスパン時代はFOMCにあまり興味がなかったので、詳しくはないですが、天才や金利の魔術師等言われる中で、いろいろと政策に批判もありました。就任当時は日本がかなり経済的に盛り上がっていた時期でしたが、グリーンスパンがFRB議長の間にアメリカ経済は完全に立ち直っていることからも、結果からするとグリーンスパンは最強のFRB議長と言ってよいかと思います。
③ベン・バーナンキ時代
2006年にFRB議長に就任。このころアメリカは、サブプライム問題が発生し、経済状況もバブルであった。そして2008年 リーマンショック。
もともとリフレ派のベン・バーナンキは大量のインフレターゲットを設定し、マネーを市場に大量に供給し、リーマンショックの収束をはかりました。
在任中にリーマンショックが起こったことで、色々と批判が多いFRB議長ではありました。
アベノミクスはバーナンキの政策を参考にしているのは明らかで、黒ちゃんも基本的にインフレターゲットのもとのリフレ派。そしてFRB議長の退任後も安倍首相はバーナンキを日本に招待しています。
彼の論理は、ヘリコプターからお金をまくようにマネーを供給すれば経済は活性化するとか、中央銀行が買い取った国債を永遠に償還しなければいいなどと、荒唐無稽な論理でも有名です。
④ジャネット・イエレン時代
バーナンキがばらまいたマネーを経済の混乱なく回収させるのがジャネット・イエレン氏のミッションとなりました。
ところが、これは非常に難しい政策になります。
イエレンは2015年12月に9年半ぶりにゼロ金利を解除し政策金利の誘導目標を0・25%引き上げる。世界を巻き込んだ金融危機の震源地となった米国が、日欧に先駆けて異例の金融緩和策から脱却し、金融政策の正常化に乗り出す。
これは非常に混乱しました。9年半も続いた市場金利が上がるのです。かつてゼロ金利の解除が引き金に新興国からマネーが一気に引き上げられて、アジア危機が起こったといわれています(私も昔すぎて真偽はわかりませんが)。
しかし、このままマネーを膨張させるわけにもいかず、イエレン氏は市場と対話しながら、ゼロ金利解除→徐々に利上げという道筋をたてました。
個人的にはイエレン氏は、非常に聡明で、市場と対話をかかさず、かなり有能なFRB議長だったように思います。
しかし、オバマ前大統領が任命したFRB議長をトランプ大統領が再任することはなく、パウエル氏に引き継がれていきました。
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⑤そして現在のパウエル氏
トランプ大統領が任命したパウエル氏といことで、トランプの意向から利上げをやめるのではないかと色々と噂がありましたが、結果的にはイエレン氏の政策を踏襲しています。学者ではないので、インフレ派なのかどうかも、よくわかりません。
⑥アメリカ長期金利上昇傾向鮮明
かくしてアメリカの10年債は徐々に金利があがりはじめて、現在3%となっています。ですが長期的には1990年には8%でしたし14%だったこともあります。
アメリカのトレーダー達も、金利が上がることで、将来の経済予測ができずに、重要な節目をこえるときは、なんども株価が乱高下しています。
そして、アメリカの利上げにより、基本的には米国以外の国から米国に資金がむかって通貨安が起こっていますので、新興国では超インフレ、通貨暴落が起こっています。
先日のトルコリラの暴落もそうですし、中国の元安しかりです。新興国は青色吐息です。
もちろん利上げは、米国からのバブルの崩壊を防ぐ大きな意味があると同時に、中国の経済への攻撃でもあり、対中国に対して強硬姿勢のトランプ大統領が利上げを黙認しているのは、そこに意味がありそうです。
⑦日本は利上げ=円安とは、ならない
日本の為替を見ると
上記の米国長期金利の動き。日本の金利が底辺をさまよっているので金利差が拡大ししていますので、論理的には資金が米国に移動し、円安が起こるはずですが、実際はあまり相関していません。
それはなぜかというと、円という通貨が異常に信認されているからなのです。
世界が景気減速などの不安が蔓延したときに、真っ先に買われるのが円なのです。その度合いは異常といえるレベルで、東日本大震災など、日本が大打撃があるレベルの話でも円高になってしまうのです。
460兆円も費やして、現在112円ですからね。
つまり、米国が利上げして世界不安になることでリスクオフの円が買われる側面と、本来の円安が相殺されて、円はわかりにくい動きとなるのです。
ちなみに米国が利上げやめたら、円高になると思います。
⑧まとめ
このようにFOMCが世界に影響していることがよくわかると思います。正直トルコリラの暴落で多くのFXの日本人が損しましたが、そもそも米国が利上げの方針を継続するなかで、よく世情のわからないトルコリラで勝負することは無謀意外の何物でもないことがわかります。
今、これからの経済がどうなるか適切に予測できる人は世界にだれもいないと思います。したがって、こういう世界情勢を常にWATCHして、監視し、臨機応変に対応することが望ましいと思う。
そして、参考になるサイトを紹介します。
注)非常に有益な情報ですが豊島先生の言う通りトレードすれば儲かるというものではありません。参考程度にしてください。
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